Zoffでメガネのレンズを交換してきた。

 Zoffでメガネを買うと「フレームの不具合は保証で対応できますので」と説明される(されるよね?)ので、フレームは修理が利くけど、レンズがどうにかなったら終わりだと誤解していた。ところが、お金を出せばレンズも交換できるというではないですか*1。ああ、これで拭き拭きしてたらパキっと欠けちゃった(なんと使用開始1週間で)あいつを救ってやれる…ということで、さっそく最寄りのZoffへ。
 そのメガネは、今メインで使っているメガネ(これ)より度数は弱いものの、欠けていたのは片方のレンズだけだったので、店員さんには「交換は片方だけでOKです(半額で済むし)」と依頼。ところが、そのメガネを作るときに使ったレンズは、価格こそ現行の「薄型非球面レンズ(5250円)」と同じものの、今は使っていない旧仕様のレンズだったらしく、片方だけの交換は不可とのこと。
 ここからの選択肢は大きく分けて3つ。A.ノーマルレンズで交換、B.薄型非球面レンズで交換、C.それより上のグレードのレンズで交換。Aは、フレームごと買うときだとタダなのに、レンズ交換のときは3150円掛かるというのが微妙。それ、普通はフレームの価格に入ってるってことですよね。Cは、予想を大きく上回る出費になってしまうのが何か嫌。というわけで、無難にBを選択。ノーマルレンズとの差額も2100円だし。
 レンズの度数をメインのメガネのものに合わせてもらうことにして、ぶらぶらしながら作業を待つこと40分弱。Zoffへ戻ってみると、真新しいレンズを装着したメガネとともに、外したばかりの片方が欠けたレンズも。貰えるらしい(よく考えたら、最初に購入した時点で自分のものなので当たり前だけど)。「じゃあ、せっかくなので」と持って帰ってきたものの、使い道はない。どうしよ…。

*1:Zoffで購入したフレームのみ

SafariでラクラクCookie管理。

 WEBサービスへの自動ログインに使われるなどユーザに利便性を提供する一方、広告・マーケティング目的の追跡にも利用されることも多く、溜まってくるとちょっと気になるWEBブラウザCookie(クッキー)。Safari用のCookie管理プラグインとしては「Safari Plus」があったが、残念なことに、対応しているのはMac OS X 10.4(Tiger)のSafariまで。Mac OS X 10.5(Leopard)対応版の開発はストップしており、Leopardへ移行してからというもの、Cookieの管理は放ったらかしになっていた。

 そこへ登場したのが、何ともストレートな名前の「Safari Cookies」。「Safari Plus」のソースコードを引き継いで開発している模様。現時点でのバージョンは0.4だが、最初にバージョン0.1がリリースされてから2週間ほどしか経っていないことを考えると、開発のスピードも速くて頼もしい感じ。

 WEBサイトからダウンロードしてきたディスクイメージを開くと、インストーラパッケージ(Install Safari Cookies.pkg)が入っているので、それをダブルクリックして、インストーラの指示に従えばインストールは終了。Safariの環境設定に[Cookies]パネルが追加される。アンインストールしたいときは、そのパネルの中に[Uninstall]ボタンが用意されているので、それをクリックすればおk。

 基本設定はSafariのデフォルト機能と同じで、Cookieを「すべて受け入れる(Always)」「すべて拒否する(Never)」「訪問したサイトのもののみ受け入れる(Only from sites I visit)*1」の3つ。便利なのが、[Cookies]タブで、自動ログインを使いたいWEBサービスや、信頼しているサイトからのCookieを「お気に入り(Favorites)」として保護する機能。Cookieが溜まってきたときに、一括削除から除外(Remove All Non-Favorites)できる。また、Safariの終了時に「お気に入り」以外のCookieを削除する機能*2もあるので、SafariがどんなCookieを食べたのか知りたくもない場合はこっちがおすすめ。

*1:訪問先のサイトに埋め込まれている広告用のバナーとか、ドメインの違う人が渡そうとするものは拒否するということ。

*2:[Preferences]タブで[When quitting Safari]のところにチェックを入れる。

FC Tokyo v.s. Kashima Antlers.

 3年以上前フィレンツェフィオレンティーナユヴェントスを観て以来なので、実に久々のサッカー観戦。楽しかった。スタジアムの雰囲気もファンのマナーも、もちろんスタッフの手際もよかったし、何より応援しているチームが勝った(FC東京 1-2 鹿島アントラーズ)ので。若松の二島中出身ということで何となく好きになった本山も生で観れたし。

赤と黒。 KICK OFF.

 FC東京のホームスタジアムである味の素スタジアムは、自宅の最寄り駅からだいたい1時間〜1時間半。近い。新宿で京王線に乗って飛田給まで。*1気分的にできるだけ混雑を避けたかったので、新宿から各駅停車でのんびり。飛田給駅に着いたら、人の波に乗って味の素スタジアムまで15分ほど。混んでなければ徒歩5分といったところ。

 スタジアムに着いて面白かったのは、アウェー側の入口、通路とも「FC東京の応援グッズを身につけた方は入場禁止」となっていたこと。考えてみればイタリアなんかでは、アウェーチームのサポーターは、バスで現地に到着→専用ゲートから入場→金網・強化プラスチックなどで仕切られたスペースに隔離→試合終了後、警官隊に見張られながら速やかに退場・出発なんてことも普通なので、この程度の分離で問題ないのは日本のいいところかも。

 試合は、最初の15分で2点を決めた鹿島が、運動量の落ちた時間帯をなんとか防ぎきって逃げ切り勝ち。曽ヶ端偉い。ディフェンスの裏が危ないなー、と思ってたら案の定スルっと抜け出されて決められた1点は、ファンとしては悔しいけど、観ていてある程度流れを読めたという点では満足。後は、本山の交代が早かったのが少し残念。でも確かにお疲れ気味だったので、交代自体は納得。

 次は18日、ホームで横浜Fマリノス戦。行きます。多分。

*1:快速以上なら調布で乗り換え

東京コンクール・デレガンス2009+

 4月12日までの招待券を貰っていたので、六本木ヒルズの「東京コンクール・デレガンス2009(Tokyo Concours D'elegance 2009)」を見に行ってきた。夜と週末は混みそうなので平日昼間に。ギャラリーとか森美術館のある展望スカイデッキへのエレベータも自分一人。無駄に贅沢。ギャラリー入口で係の人に、「カメラをお持ちでしたら、ぜひ撮影してくださいね」と声を掛けられたので、いろいろ撮影。


Fiat-Siata 508Sport MilleMiglia
Fiat-Siata 508Sport MilleMiglia

 ヴィンテージ・カーなんて普段は見ることもないので、素直に面白かった。吉田茂の使った車とか、白州次郎が英国留学時代に乗っていたベントレーとかもあったし。ただ、「ぜひ」という割には照明が微妙。車は当然ピッカピカに磨いてあるので、電球がそのままだと反射するよね。ディフューザで散らすとか間接照明にするとか、あるよね。そもそも暗いし。

 同じ券で森美術館にも入れたので、ついでに「万華鏡の視覚」展も見てきた(残念ながら撮影不可)。こっちは、理解できそうなものもあり、何これ、なものもあり。良くも悪くも「アート」な世界に住んでいない人にはいちいち解説が必要なところがまさに現代美術。ただ、薄暗い部屋の中にミラーボールがいくつも吊ってある作品の没入感は異常。ヘッドフォンをした状態であの部屋に放り込まれたら気持ちいいだろうな、と。

HD25の修理・交換の記録。

 修理しよう、修理しようとは思いつつ、なかなか重い腰が上がらずに、家の中専用になっていたSENNHEISERのHD25。暇に飽かせて一念発起、サウンドハウスから補修用パーツを取り寄せてのお色直しを決行。

悲しみのHD25不死鳥のごとく復活
HD25(Before)HD25(After)
 今、HD25(HD25-1)を買うと、通常のビニルっぽいイヤーパッドとベロアのイヤーパッドが両方付属しているみたいだけど、当時そんなものは付いていなかったので、どんなものかとベロアのイヤーパッド(2個セット2650円)を購入。それと、(見ればわかるとおり)ヘッドバンドのクッションがスポンジむき出しの悲しい状態になっていたので、クッションも2本(1000円×2本)購入。合計4650円+送料・代引き手数料。…結構するな。安いイヤフォンくらいなら普通に買えるし。いや、お金の無駄だから買わないけど。

 修理作業はいたって簡単。HD25は、両耳のドライバ部分が取り外せる(右耳側だけネジ止めされている)ので、イヤーパッドはそれを外して(参考図)付け替え。ヘッドバンドのクッションにいたっては、両面テープでくっついているだけなので、古いのを剥がして、新しいのを貼るだけ。

 結果、ベロアがまふまふでいい感じ。よかったよかった。

iPhone用マクロレンズの持ち運び。

 ラーメンズの第17回公演「Tower」を観に行ってきましたー。クリムゾン・メサイア!…というのは、あまりやるとネタバレになるのでこれくらいにしておいて、下北沢に集合した時点で13時半の会場までに時間があったので、昼ご飯でも食べようとぶらぶらしていると、男子の心をくすぐりまくりな理科系雑貨店「THE STUDY ROOM」を発見*1

 今時の子は、磁性流体キットが1250円で手に入るのか…羨ましい、などと思いつつ店内を見ていると、コンパクトなルーペがあったので、iPhoneのマクロ撮影用にいいんじゃないかと購入(ミニ精密ルーペ(6倍)/399円)。さっそく昼ご飯を食べに入ったオサレカフェ(20代男性2人連れは明らかに浮いていた)で試してみると、なかなか良好なマクロ効果。

ルーペなしルーペあり
iPhone Camera.iPhone with Loupe.

 次の問題は、iPhoneにはストラップ類を繋ぐための穴がないということ。かといって、iPhoneパワサポのクリスタルジャケット以外のケースに入れるつもりはない。ケースにこだわらないなら、それこそGRIFFINのマクロレンズ付きケースを使えば、ルーペは必要なくなるし。クリスタルジャケットを加工するしかないかな…などと思案しているうちに、ラーメンズの開演時間になったので、一旦忘れる。某国の「人工衛星」打ち上げのことも忘れる。

 帰りの電車の中で思考再開。どういうときにiPhoneでマクロ撮影をしたいかと考えると、「1.主に外出中で」「2.一眼レフを取り出しにくい、もしくは取り出すまでもないとき」なので、「いつも携帯するもので、取り出しやすく、手に持っても(あまり)不審ではないもの」ということになる。この条件を満たすものは…あった。鍵だ。

Loupe with Key.

 というわけで、鍵束にミニルーペが加わった。

 「THE STUDY ROOM」は、理科好きの少年少女だった人にはかなりおすすめ。キュンキュンくる。注射器型ボールペンや地球模様のビー玉といった手頃な値段のグッズから、天体望遠鏡や鉱物標本、化石、実験キットみたいなものまで揃っているので、一度訪れてみると吉。

*1:現在全国に6店舗。東京には下北沢とJR上野駅改札内)に、ほかは仙台、静岡、中部国際空港、福岡。何か見たことのある品揃えの店だと思ったら、福岡店(ソラリア)に行ったことがあった。

白くて、小さい、模型の街。

 先日、珍しく休日に外出する気になったので、東大の総合研究博物館に特別展示「建築模型の博物都市」[u-tokyo.ac.jp]を見に行ってきた。ついでに、その前日衝動的に欲しくなって買うことにしたレンズ「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」[sigma-photo.co.jp]の試し撮りも兼ねて。

 とはいっても、建築に関してはまるで素人。著名な建築家といわれて名前が出てくるのは、ルネサンス期の芸術家を無理矢理入れて12、3人程度。地元の図書館と美術館を設計した磯崎新の名前にちょっと愛着があるくらい。ただ、建築物を撮るのは好きなので、WEBサイトを見かけて面白そうだと思っていた。タダだし。

 博物館に到着すると、まず出迎えてくれるのは、ペンギンの骨格標本(残念ながら撮り忘れ)。骨になっても愛嬌があるのは流石。次はこいつら(fig.1)。通路を進んだ瞬間目に入るので、軽くびっくり。ほかにも開成学校時代の鉱物標本や、明治以前の植物標本などがあって、一番奥にあったのが企画展示室だった。

 展示室の入口でスポットライトを浴びていたのは、ル・コルビュジェの「サヴォア邸」(fig.2, fig.3)。これが近代建築のお手本、ということくらいは知っていたりもする。中へ進むと、博物都市の名に相応しく、世界中の博物館を中心とした有名建築のオン・パレード。(fig.4, fig.5)また、建築模型とはいいつつも、その内部/外部に小さな人間が配置されていて、そのジェスチャも併せて見ると楽しい。(fig.6

 そのほか、国立西洋美術館国立新美術館fig.7)など、(珍しくも)実際に足を踏み入れたことのある場所や、調べてみると実は近所にある建物(fig.8)の模型もあり、実物を見られるものなら見ておこうかな、と少し触発された。両方撮ることで実物とのスケールの差を感じられるだろうし。さらには、「未来建築」というテーマで、模型製作の参加者(ほとんどが学生とのこと)によるオリジナルの次世代建築(fig.9)も展示されていて、壮大な規模とはいえないものの、なかなか飽きない展覧会だった。

 暇があればおすすめ(タダだし)…だけど、9月30日までは月曜休館、10月1日からは土日祝日という大学の博物館らしいスケジュールなので、平日に休みが取れない人はお早めに。模型もどんどん増えていく(行ったときはルーブル美術館を作っていた)らしいので、間をおいてもう1回行けるといいな。サンタ・マリア・デル・フィオーレができた頃に。

(おまけ)博物館の2階に展示されていた鹿と、赤門横のコミュニケーションセンターにあったLEGOでできた安田講堂