歩き回ったら微妙に疲れた。

 東京国際ブックフェアに行ってきました。
 結論。朝イチで行って正解。お昼を過ぎた辺りからどんどん人が増えてきた上に、児童書フェアが会場の真ん中で開催されてて子供が多かったので、見たいところを一通り回り終わって、学校の授業関係でお知り合いになった人のブースに挨拶した後、15時過ぎには会場を脱出。
 個人的に楽しんだのは…やっぱり人文社会系書籍フェアかな。みすずとか、国書刊行会とかの本を(最近積ん読率が上がっているにも関わらず)すべて2割引という言葉に釣られて買ってしまう。でもよく考えると交通費とかで1,000円以上使ってるんだよね…まあいいや(ほんとはよくない)。
 同時開催のデジタルパブリッシングフェアの方は、ようやく軌道に乗ってきたのか携帯で読むもの(書籍・コミック)を中心に結構活気があったけど、携帯に縛られた可搬性の低いコンテンツにはやっぱり抵抗があるので、電子出版の世界にもiTMSみたいな革命が起こらないかなー、とか思ってみたり。著作権切れの作品を中心に(青空文庫とか)可搬性の高いコンテンツもあるにはあるけど、大手の出版社が関わった途端に不自由な制約が掛かって値段も実際の本と1〜2割しか変わらないものになってしまうのは、出版業界自身の将来を狭くしている気がする。
 …こんなところかな。あ、マンガの読めるブースは子供が並んで背を向けてるので分かりやすかった。
 ブックフェア自体は明日までなので、興味のある人は…あ、招待券持たずにいきなり行くと入場料とられるのか。残念。でも本が好きな人なら楽しめると思うのでぜひぜひ。おそらく一度行くと次の年からは招待券が送られてくるような気もします。