第二リハビリテーション。

 気付いたら、最近ちゃんと活字の本を読んでいない。これはダメだ。
 リハビリしなければ…というわけで選んだのが『鼠と竜のゲーム』(コードウェイナー・スミス)。本当は『ノーストリリア』のほうを読んでみたかったのだけれど、どこにも売っていない。早川でも刷っていない様子。古本屋で探す余裕はない。アマゾンのマーケットプレイスはなんか微妙。などなどの理由で、何軒か廻った末に見つけたこちらをチョイス。気が向いたら同じ本屋で売っていた『第81Q戦争』も確保しに行くので、どこの本屋かは秘密だ。…まあ、最終手段として、ハヤカワ文庫をすべて所蔵する(何というか「神」ですね)文京区立水道端図書館が近所にあるし、読むだけならどうとでもなるけど。
 それで、コードウェイナー・スミスを選んだのは、名前の響きとその経歴から。孫文に漢字名を貰い、アメリカ陸軍情報部大佐を経験し、ジョンズ・ホプキンス大学でアジア政策の教鞭を執りながら、傑作と名高いSFを書く。それだけでもう、一編の物語になっているという。ね。