たまにはこういう話題も。

 「ディープスロートは私だ」 元FBI高官自ら明かす[cnn.co.jp]
 30年もの長きにわたる沈黙が破られた。ニクソン大統領退陣の切っ掛けとなったウォーターゲート事件において、報道側の貴重な情報源となった重要人物「ディープスロート」の正体が、事件からは実に30年以上経って本人の口から明らかにされた。
 …ってFBIの副長官だったのか。いろんな意味で面白いかも。政府寄りの人間にしてみれば面白くないかも、という意味も込めて。他にもX-FILESでもネタになってたし…ってあれはFBIの人間が情報提供を受けてたんだからまるっきり逆なのかー。
 で、このことについての感想を、たまたま機会があったので週刊誌の編集経験のある人に聞いてみた。
 まず、この人じゃないかと個人的に目星をつけていた人と違っていたので驚いた、と。次に(事件当時も言われたことではあるが)これが日本だったらどうだっただろう、本人と編集部の3人の間だけに秘密が留まっていただろうか、ということ。…自分にも墓まで持ち込まなきゃいけない話の一つや二つはある、とは言っていたけど。そしてやはり、CNNの記事の中でワシントンポストが強調したとされているのと同様に、ディープスロートは最も重要な情報源であり協力者だったかもしれないが、そういう記事が出来るには数多くの情報源と記者の努力なしには不可能なのだとを言っていた。
 今週末は「大統領の陰謀」のビデオでも借りてきて見るかー。
 (以下邪推)…でもさ、ディープスロート複数人説ってあったよね。この本人登場も他の数人から目を逸らさせるためだったりしないだろうかね。むうむう。
 (ついき)あ、ディープスロートはえろい言葉(当時流行ってたXXX映画の登場人物のあだ名から取ったらしい)ですが、えろくないですよ?