Intel入ってない？

　"再び浮上する「Pentium Mac」の可能性[itmedia.co.jp]
　MacにIntel製のCPUが乗るかもしれない、と聞くと「またか」と思うようになってしまった身ではあるけれど、今回はWall Street Journalが記事にした（ITmediaの記事はその翻訳）ということで乗せられてみる。もしかしたらWWDCで何か発表があるのかもしれないし。
　PowerMacとiMacのCPUがPowerPC G5に移行し終えた今、どうしてこんな噂が流れるのか。PowerPCをIntel製のプロセッサより高速だとあれほど喧伝してきたAppleが、今悩んでいるのはどこなのか。Intel製プロセッサに移行しないとしても、どこでIBMにプレッシャーを掛けたいのか。…案外自分が今使っている、このPowerBookがキーになるかもしれない。
　確かにPowerPC G5は十二分に高速だが、消費電力と発熱の関係でノート型Macには搭載できていない。そこへ来てIntelはプロセッサの開発ベースを消費電力を抑えたPentium Mに移行している。そしてこの噂、と来れば当然PowerBookユーザーとしては、3倍〜4倍にクロックアップしたとは言え、最初に出てからもう4年以上になるPowerBook G4のデザイン以上の刷新を期待してしまう。もし本当にOS X for Intelが簡単に用意できるのだとすれば、これによって一気にノート型Macの軽量化を図れる（PowerBook、iBookに続く第3のラインとして？）のではないか…いかん、妄想だ妄想。でもOS Xの動く1kg以下のモバイルノートはユーザーの夢です。きっと。