To Talk.

 反応してもらったので[ccm.sherry.jp]、返答のようなものを。
 うーん、何ていうか「タブー」ではないんですよね。分かったようなことを書いてみたいという欲求と、何様のつもりだという自制心と、自分の書いたものへの自信のなさ(とその逆)とがない交ぜになって、漠然とした恐れが先に出てしまう感じでしょうか。山月記*1のようだ、と言ってしまうと李徴子に甚だ失礼ですが。虎になってしまうような才能もありませんし。
 まあ後段の話については…そうですね、所期の目的としては、決してある特定の政党のサポートではなく(それを心がけて書いたつもりです)、「主権の移譲」という言葉の意味をきちんと理解してもらいたい、字面だけから判断するのは危険ではないのか、というところだったので、Phonoさん(+昨日のエントリを見て頂けた人たち)が脊髄反射的な反応から一歩進んで論を立ててくれれば成功なのです。だからPhonoさんには感謝しなければと思います。
 自分としても、EU的な深い地域統合*2をアジアで展開するのは無理…とまでは言わずとも時期尚早に過ぎると思います。ですが、FTAの締結など日本が国際競争力を維持する為に、メリットとデメリットを秤に掛けながら積極的に進めていかなければならない分野もあると考えています。
 …まあ、これからも何かあれば書くかもしれません。お目汚しの程、御容赦ください。

*1:こう書いてから久しぶりに読んだ[acs.ucalgary.ca]けど、名文だわ。高校生の時は全然分かんなかったけど、凄い。リズムが違う。鳥肌が立つ。そこにシビれるあこがれ(ry

*2:それに対してASEANは加入条件が緩く、統合内容の浅い連合の代表例。