星屑の洪水が。

 普通の*1楽曲をアニメのオープニング曲やエンディング曲にする際には、ワンコーラスでも長過ぎる場合があるので、そういうときは削れる部分を削るのが普通…のような気がする。まあ、たいていは上手く削られていて、普通に聴いている分には違和感もなく、そういう曲だと思われるようになっている。今「たいていは」と言った通り例外もあって、下手に削った曲は意識して聴いていなくても不自然さが伝わってくる。
 なんでこんなことを考えたかというと、かなーり下手に削られた曲があったからで。
 テレビ東京で土曜の深夜にやっている美術業界アニメ、ギャラリーフェイク*2の今のOP曲、OUTLAW[outlaw-web.jp/]の「ビューティフルライフ!」がそれ。アニメのOP曲として聴いていて、Aメロが短すぎてBメロとの繋がりが唐突すぎると思っていたら、案の定1曲通して聞いてみると「Aメロ1-Aメロ2-Bメロ」と流れるべき曲がアニメでは「Aメロ1の半分-Bメロ」というお粗末な状態に。いい曲だと思うだけに、そしてアニメだとはいえ美を語る番組の曲なのに、下手なトリミングを加えられていて残念に思う。
 そしてiTMSで曲が買えないのも残念。…つまらない意地を張ってないで頼むよSME

*1:アニメでの使用を意図されて作ったのではないという意味で

*2:原作は細野不二彦のマンガで結構面白い。全32巻。