かきーん。

 今日はなんとなく「課金」という言葉について。
 自分ではネットゲームはあまりしない、というよりMacにはメジャーなネトゲが殆どないのでたまに学校でパンヤをやる(おい)くらいなんだけど、ネトゲ関係の話題*1で「主催者側に月額料金を払う」ことを「課金する」と表現している人が意外なほど多いことに驚いている。…っていうか不思議。特に、発言したり書いたりしている当人は何の違和感も持っていないということが。
 ここでとりあえず辞書を引いてみると、

かきん【課金】 (名)スル
 料金を課すること。また、その金。
             ── 三省堂大辞林 第二版」より

…とまあ至極真っ当な記述がある一方で、辞書を引くまでもなく「課金」という漢字から「料金を課す」というニュアンスを受け取るのが普通だと思うんですがどうでしょう。つまり、「料金を課す=課金する」のはあくまでネトゲならネトゲを提供する主催者側であって、ユーザはそれに対して「入金する・料金を払う」もしくは「課された料金」という意味から「課金を払う」と表現するのが良い、というか是非そうしてもらいたい。料金を払うことを「課金する」と書いてある文章は読んでいてムズムズする。

(追記・訂正)「課金を払う」という表現も間違っている気がするので追記して訂正。「課した料金」を「課された料金」と勝手に受動態に解釈してはおかしい。やはり課金はサプライサイドで使われるべき言葉だ。

*1:個人のサイトなどがメインで、流石に商業系ニュースサイトではあまりない。