Get in touch with New iPod nano.

 発表前に写真がリークされて以来、「絶望した、バランスの悪さに絶望した」とか「でぶnano」とか散々にいわれてきた、新iPod nano(第3世代)なのですが、実物を見て、そして触ると、良い意味で裏切られること間違いなしなのですよ。
 薄い、かわいい、キレイ。
 これがもし、第2世代nanoのような筒型のまま、あのシルエットにデザインが変更されていたとすれば、それは絶望に値したかもしれないなのですが、今回同時にモデルチェンジしたiPod classicと共通のデザインで、薄く、小さく凝縮しているので、実物を見るとかなり好印象なのですよ。今回のiPod nanoに関しては、写真は全く「真」ではないです。まるでチョコやクリームを挟んだ四角いラングドシャのようなのですよ。…いいかげん鬱陶しいなのですね。
 で、液晶も高精細でキレイ。あれだけ小さいと、さすがに映っているものの細かい部分は見えないが、思っていた以上にはっきりくっきり。ゲーム(Klondike=ソリティア*1)も快適。4GBと8GBという容量に不満がなくて、スタンダードな小型iPodが欲しいという人は、実物を見に行きましょう。

*1:Windowsに標準でインストールされている影響か、あのトランプゲームを「ソリティア」と呼ぶ人が多いが、正式名称は「クロンダイク(Klondike)」。「ソリティア」は「一人遊び」という意味。カーペンターズがそういう歌を歌ってます。「ひとり上手」だと中島みゆきか。まあ、それをいったら「トランプ」も「切り札」って意味だろ、という突っ込みが入るかもしれないので先回りしておく。ちなみに「ラング・ド・シャ」は仏語で「猫の舌」。これは「langue de chat」と書くとわかりやすいかも。