復習の彼方に

 9日に書いた『黄昏の百合の骨』の前の話にあたる、『麦の海に沈む果実』を復習がてら再読。以前読んでから暫く経っているので、結構真剣に読めた。『麦の海に沈む果実』で主人公が最後にどういう状態になるのかは『黄昏の百合の骨』でも確認できていたけれど、それほど気にならなかった。やはりこの話の根幹はラストにある訳ではないと言うことだろうか。…これだと恩田作品にありがちな解説、かな?

 まあ、レビュー自体は2冊まとめて、又は連続で本館の方に書くでしょう。もしかしたら3冊になるかも知れないけど。なんといっても今月は「三月」なのだし。