Just One Step, But Great Leap.

 さてさて、やっとですよ。長かった。
 iTunes Music StoreiTMS)が日本に。今日開始されることは、事前の情報でほぼ分かっていたとはいえ、実際に始まるとなるとドキドキわくわく。開店前のお店に並ぶように、準備段階でもれてくる予兆の一つ一つが楽しかった。まずはおめでとう。ただそれは「始まった」というだけのこと。勝負はまだこれから。
 以下、iTMSの特徴について。

・100万曲。SMEが入っていないので、邦楽は少なめ(挑発的?)[business-i.jp]。他にもワーナー、ビクター、トイズファクトリーなどが参加していない模様。実績が出せればSONY以外は順次参加してくれるような気がする。SONYレーベルゲート・mora)は…まあ頑張ってください。開始時点で日本語のオーディオブック(落語とか)も売られているのが面白い。
・150円と200円。…残念。9割が150円とはいえ、売れ筋と目される曲に200円の曲が多いのは事実。まあ…200円で統一されなかっただけ良かったということなのか。重ねて残念。
・FairPlay。日本市場にあっては革命的DRM。…もしかしたらFairPlayを認めさせるために統一価格を切り捨てたのかも。どちらかというとFairPlayの方が重要なので、もしそうだったら仕方ないかな。
松崎しげる/愛のメモリー。現時点で売り上げランキング3位。いや冗談じゃなく。…冗談だけど。発端はよくわからない(バグ説・手違い説あり)けど、気付いたとき(ほぼ開始直後)にはお祭り状態になっていた。「美しき人生を 限りない喜びを この胸のときめきを 貴方に」という歌詞は、iTMS Japanの開始にふさわしい…かもしれない(笑)

 最初に買った曲はDef TechのMy Way。…まあ一回ちゃんと聴いてみたかったということで。開始直後は分散されているサーバに日本の情報が行き渡っていなかったのか、少々混乱した面もあったものの、13時くらいからは順調に動いている模様。iTMSをブラウズすると、アーティスト名はあっても曲がない状態が確認できるので、これを埋めるように楽曲が随時追加されていくのだろうか。
 (追記)ナンバーガールを発見。…予想はしてたけど、.Macアカウントがクレジットカード決済ということで、抑制しないと恐ろしいことになりそう。ってZazen Boysもいいなあ…(言ったそばから)