四色問題・解決編。

 予定通り17時の鐘がなる頃にApple Storeに到着。週末だからなのかは分からないが、iPodコーナーを中心にかなりの盛況ぶり。とりあえずスタッフにYMCKのライブについて尋ねると、特に整理券などはなく、適当な時間になったら階段に並ぶようになっている、と言われたので奥の階段を上ってみると、まだ誰も並んでいなかった。そしてまだ時間に余裕がありそうだったので、店内を一通り見て回った後、そこらへんにあるIntel iMacを触ってみた。…まあ予想通りというか当然というか、プロセッサの種類が変わっただけなので、特に違和感も感動もなかった。ここまでで約15分。することもなくなってしまったので18時くらいまで近くの本屋に退避。舞城王太郎のノベルスを一冊購入。
 18時になったところでもう一度Apple Storeの階段を上ってみると、2階を過ぎたあたり(ライブ会場は3階)で列にぶつかったので、そのまま踊り場に並びつつ買ったばかりの本を読む。それから30分くらい経つと列が動き出して会場へ。前から2列目の真ん中くらいに着席。ステージに配置された二つの机には、それぞれファミコンファミコンディスクシステムが置かれていた。当然演奏に使うMacもそれぞれ一台ずつ。それからスタッフによるお定まりの諸注意や、Intel iMacの新しいCM(個人的には今ひとつ…)の上映なんかがあって、ライブは定刻通り19時に開始。
 音楽+2コンのマイクで歌うふりなどなどのパフォーマンスと同時に、後ろのスクリーンにPV(これもファミコンの描画色数で作られている*1)が流れていて視覚的にもかなり楽しいライブだった。iPodのシルエットCMが微妙な8bitで再現されてたりとか、約40分のライブの間に2回挿まれたMCもText to Speachで作ったり(人間は口パク)とか。ファミコンみたいな音楽が大きなスピーカーから出てくるのというのも新鮮で良かった。…あ、そういえばライブの告知だけでiTMSでの配信予定とかは全然言ってなかったな。残念。
 まあ、それよりも何よりも個人的に注目だったのは、CASIOの超コンパクトMIDIキーボード「GZ-5」(某サークルで「小ピアノ」として数多く利用されていたアレ:参考画像[e-casio.co.jp])が実際の演奏で使われていたことだった訳だが。自分も持ってるのに音取り以外の用途で使ったことないし…。でも何か妙な親近感が。

*1:最後に演奏された「YMCKのテーマ」のPVだけは例外的に現代の技術(?)も使われてたけど。