Twitterのダイレクトメッセージ機能、誤解してませんか。

 Twitter、流行ってますね。テレビとかビジネス雑誌でも色々とり上げられてるし。
 個人的な使い方としては、あまり意味のないことをつぶやきつつ、フォローしている人のつぶやきから駄洒落を生成しつつ、情報もちろっと集まればいいかなーという感じ。なので、「最先端の情報ツール!」とか「ビジネスチャンスをつかめ!」みたいな紹介はできないんだけど、ダイレクトメッセージ(以下、DM)機能について誤解している人が多い(っぽい)ことに気付いたのでまとめてみる。
 まず、DMと普通のリプライ(「@アカウント名」で送る返信)の違いは「タイムラインに流れない」ということ。この効果はわかりやすいので、あんまり誤解している人はいない。個人ユーザであれば、プライベートな繋がりのある人同士が連絡を取り合ったり、オフ会の連絡のようなフォロワー全員には見せたくない/見せなくてもいい情報を送るときに使うことが多い模様。また、企業がプレゼントキャンペーンの当選結果を通知するのに使ったりとかするらしい。
 もう1つの大きな違いが、「誰にでも送れるわけじゃない」ということ。ここを誤解している人が結構多い。 DMには、「フォローされている相手にのみ送信できる」という条件がある。だから、数千人のフォロワーがいてもフォローしてるのは数人だけというアカウントの場合、そのアカウントにDMを送れる(=そのアカウントがDMを受信できる)のはごく限られた人、という状況が生じることになる。
 で、この場合分けを文章にすると微妙にわかりにくいので、表にしてみたのが以下。

相手の状態 DM送信 DM受信
相互フォロー
フォローされているだけ(片思われ) ×
フォローしているだけ(片思い) ×
フォローしてもされてもいない × ×

 特に、片思い状態だとDMを送信できないので、フォローしている人以外からも広く何かを受け付けたいときに「ダイレクトメッセージで」とか書いちゃうと、何も送られてこない可能性があるので、企業アカウントとか有名人アカウントの中の人は注意してください。